瓜田に履を納れず、李下に冠を正さず
瓜田に履を納れず、李下に冠を正さず (かでんにくつをいれず、りかにかんむりをたださず) (『古楽府・君子行』) 瓜畑では靴が脱げて...
瓜田に履を納れず、李下に冠を正さず (かでんにくつをいれず、りかにかんむりをたださず) (『古楽府・君子行』) 瓜畑では靴が脱げて...
大道廃れて仁義あり(だいどうすたれて じんぎあり) (「老子」18章から) 昔、大道が行われていた頃はことさら仁義を唱える必要はなか...
一将功成りて万骨枯る(いっしょうこうなりて ばんこつかる) (唐の曹松の詩「己亥歳」の一節から) 一人の大将の功名は、多くの兵士が戦...
灯台下暗し(とうだいもとくらし) 燈台下暗し。 灯台のすぐ下は暗いところから、身近な事情はかえってわかりにくいたとえ。灯台は、昔...
鶏口となるも牛後となるなかれ(けいこうとなるも ぎゅうごとなるなかれ) (「史記」蘇秦伝から) 大きな団体で人のしりについているより...
習い性となる(ならい せいとなる) (「書経」太甲上から) 習慣は、ついにはその人の生まれつきの性質のようになる。 ※「ならい...
鎹(かすがい) 1 材木と材木とをつなぎとめるために打ち込む、両端の曲がった大釘。 2 人と人とをつなぎとめるもの。「子は鎹」 3...
木鶏(もっけい) 「ぼっけい」とも。 1 木製のにわとり。 2(1から転じて)少しも動じない最強の闘鶏。また、強さを秘め、敵に...
新手一生(しんていっしょう) 将棋指しの升田幸三のことば。生涯、新しい手や定跡を創造する、という意。 ※「新手を考え付くのには一...
己の欲せざる所は人に施す勿れ (おのれの ほっせざるところは ひとにほどこすなかれ) (論語 顔淵・衛霊公) 自分の好まないことは...
只管打坐・祗管打坐(しかんたざ) ただひたすら座禅すること。特に曹洞宗でいう。 只管(ひたすら)
天は自ら助くる者を助く(てんはみずから たすくるものをたすく) 「Heaven helps those who help themse...
身体髪膚これを父母に受く、あえて毀傷せざるは孝の始なり (しんたいはっぷ これをふぼにうく あえてきしょうせざるは こうのはじめなり) ...
腫れ物に触るよう(はれものにさわるよう) 機嫌を損じないように気遣い、恐る恐る接するさま。 「社長は気難しい人なので、部下たちは腫れ...
羹に懲りて膾を吹く(あつものにこりてなますをふく) (「楚辞」9章から) 羹(熱い吸い物)を飲んでやけどをしたのにこりて、冷たいなま...
禍福は糾える縄の如し(かふくは あざなえる なわのごとし) (「史記」南越伝から) 幸福と不幸とは、縄をより合わせたように入れかわり...
情けは人の為ならず(なさけはひとのためならず) 情けを人にかけておけば、巡り巡って自分によい報いが来るということ。(だから、情けは掛け...
(「憮」は、がっかりする意) 失望・落胆しているさま。がっかりしているさま。 ※「腹を立てている様子」「不愉快そうな」「不機嫌そうな...
色を失う(いろをうしなう) 心配や恐れなどで顔が真っ青になる。意外な事態に対処しきれないようす。顔色(がんしょく)を失う。 「悲報に...
怫然・艴然(ふつぜん) 怒りが顔に出るさま。むっとするさま。