立つ鳥跡を濁さず
立つ鳥跡を濁さず(たつとり あとを にごさず) 立ち去る者は、あとが見苦しくないようにすべきであるということ。退ひきぎわのいさぎよいこ...
立つ鳥跡を濁さず(たつとり あとを にごさず) 立ち去る者は、あとが見苦しくないようにすべきであるということ。退ひきぎわのいさぎよいこ...
とどのつまり (出世魚のボラは成長してゆくに従って名称が変わり、最後に「とど」といわれるところから)いろいろやって、または、せんじつめ...
塒を巻く(とぐろをまく) 1 蛇などがからだを渦巻き状に巻く。 2 何人かが特に何をするでもなく、ある場所に集まっている。 「若者...
手を拱く(てをこまぬく) (うで組みをする意から) 手だしをせずにいる。何もしないで見ている。手をこまねく。拱手(こうしゅ)。 ...
爪に火を点す(つめにひをともす) (ろうそくや油の代わりに爪に火をともす意から) ひどくけちであること。また倹約し、つましい生活を送...
潰しが利く(つぶしがきく) (金属製の器物は、溶かして地金にしても、また役に立つ意から) 別の仕事に代わってもそれをやりこなす力があ...
ディプロマシー(diplomacy) 外交。外交術。外交的手腕。(交渉上の)駆け引き。
体を成す(たいをなす) まとまった形になる。形がととのう。 「文章の体を成していない」 ※「ていをなす」ではない。
袖にする(そでにする) (着物の袖は身ごろに対して付属物であることから) 軽んじておろそかにする。また、人を冷淡にあしらい、邪魔者あ...
総好かんを食う(そうすかんをくう) みんなから嫌われ、相手にされなくなる。
切羽詰まる(せっぱつまる) (「切羽」は、刀の鍔(つば)の両面が柄(つか)と鞘(さや)とに当たる部分に添える薄い金物のこと。切羽が詰ま...
寸暇を惜しむ(すんかをおしむ) わずかな時間でも大切に活用する。 「寸暇を惜しんで働く」 ※「寸暇を惜しまず」ではない。おそら...
脛に疵持つ(すねにきずもつ) 隠している悪事がある。自分の身に後ろ暗いことがある。やましいことがある。
人後に落ちない(じんごにおちない) 他人に劣らない。ひけをとらない。 「仕事への情熱では人後に落ちない」
人口に膾炙する(じんこうにかいしゃする) (膾(なます)と炙(あぶりもの)はだれの口にもうまく感ぜられ、もてはやされるというところから...
耳目を集める(じもくをあつめる) (「耳目」は、聞くことと見ることの意)人々の注意を集める。注目される。
鎧袖一触(がいしゅういっしょく) 鎧(よろい)の袖が一度触れたぐらいで、簡単に敵を打ち負かすこと。
歯牙にも掛けない(しがにもかけない) (歯や牙でかみつこうともしないの意から)取り上げる価値のないものとして、まったく問題にしない。相...
逆捩を食わす(さかねじをくわす) (「逆捩」は、逆の方向にねじること)相手からの非難に対して逆にやり返す。
匙を投げる(さじをなげる) (調剤用の匙を投げ出す意から)医者がこれ以上治療の方法がないと診断する。転じて、見込みがないとあきらめて、...