怒り心頭に発する
怒り心頭に発する(いかりしんとうにはっする) 心底から激しく怒る。 ※「心頭に達す」ではない。心頭をあたまと思っての誤用。この表...
怒り心頭に発する(いかりしんとうにはっする) 心底から激しく怒る。 ※「心頭に達す」ではない。心頭をあたまと思っての誤用。この表...
舌先三寸(したさきさんずん) 口先だけでうまく相手をあしらうこと。また、その言葉。舌三寸。 「舌先三寸で金をだまし取る」 ※口...
洟も引っ掛けない(はなもひっかけない) (「洟」は、鼻汁、鼻水の意) 相手にしない。無視する。鼻も引っかけない。 「少し売れてくる...
破竹の勢い(はちくのいきおい) (竹は、一節割れ目を入れると、次々に割れて行くところから) 猛烈な勢いで進むこと。また、勢いが盛んで...
拍車を掛ける(はくしゃをかける) (馬の腹に拍車を当てて速く走らせる意から) 事の成り行きを一段と速める。物事の進行に一段と力をそえ...
馬脚を露わす(ばきゃくをあらわす) (芝居の馬のあしの役者が姿を見せてしまう意から) つつみ隠していた事があらわれる。化けの皮が剥が...
量が行く(はかがいく) (「量」は、仕事の進み具合の意) 仕事などが順調に進む。効果があがる。はかどる。 「大勢なので仕事の量がい...
年季が入る(ねんきがはいる) (「年季」は、奉公する約束の年限の意) 1 長い間修練を積んで熟練している。「年季が入った技を見せる」...
熱に浮かされる(ねつにうかされる) (高熱のために意識がはっきりしなくなる意から) 一つのことに熱中し、前後を忘れる。他を忘れて夢中...
濡れ手で粟(ぬれてであわ) (濡れた手で粟をつかめば、粟粒がそのままついてくるところから) 骨を折らないで利益を得ること。労少なくて...
二の舞を演じる(にのまいをえんじる) (「二の舞」は、舞楽の曲名。安摩(あま)の舞の次にそれにまねて演じる滑稽な舞のこと) 人のまね...
二の足を踏むも(にのあしをふむ) (一歩目は進みながら、二歩目はためらって足踏みする意から) 思いきって物事を進めることができないさ...
煮え湯を飲まされる(にえゆをのまされる) 信用している人に裏切られてひどい目にあう。 「腹心の部下に煮え湯を飲まされる」 ※関...
生木を裂く(なまきをさく) (割りにくい生木を無理に引き裂く意から) 相愛の男女をむりに別れさせる。強引に男女の間を裂く。 「生木...
流れに棹さす(ながれにさおさす) 流れに棹をつきさして船を進め下るように、好都合なことが重なり、物事が思うままに進むたとえ。 ※...
鳴かず飛ばず(なかずとばず) 長い間鳴きも飛びもしないでじっとしている意から、将来の活躍を期して長い間機会を待っているさまをいう。現在...
取る物も取り敢えず(とるものもとりあえず) (手に取る物も取ることができないでの意から) 大あわてで出発するさまをいう。 「取る物...
とどのつまり (出世魚のボラは成長してゆくに従って名称が変わり、最後に「とど」といわれるところから)いろいろやって、または、せんじつめ...
塒を巻く(とぐろをまく) 1 蛇などがからだを渦巻き状に巻く。 2 何人かが特に何をするでもなく、ある場所に集まっている。 「若者...
手を拱く(てをこまぬく) (うで組みをする意から) 手だしをせずにいる。何もしないで見ている。手をこまねく。拱手(こうしゅ)。 ...