火蓋を切る
火蓋を切る(ひぶたをきる) 1 火縄銃の火蓋を開いて点火する。 2 戦い・争い・競争などが始まる。「反撃の火蓋を切る」 「舌戦の火蓋...
火蓋を切る(ひぶたをきる) 1 火縄銃の火蓋を開いて点火する。 2 戦い・争い・競争などが始まる。「反撃の火蓋を切る」 「舌戦の火蓋...
義を見て為ざるは勇なきなり(ぎをみて せざるは ゆうなきなり) (「論語」為政から)人としてなすべきことと知りながら、それを実行しない...
燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや (えんじゃく いずくんぞ こうこくの こころざしを しらんや) (「史記」陳渉世家から) ツバメやス...
不羈・不羇(ふき) 「羈」「羇」ともに、つなぐ意。 1 物事に束縛されないで行動が自由気ままであること。また、そのさま。「独立不羈」...
敬天愛人(けいてんあいじん) 天をおそれ敬い、人を愛すること。西郷隆盛(南洲)が学問の目的を述べた語。
則天去私(そくてんきょし) (天に則(のっと)り私(わたくし)を去るの意) 夏目漱石が晩年に文学・人生の理想とした境地。自我の超克を...
一粒万倍(いちりゅうまんばい) 『報恩経』 「世間(よのなか)に利を求むるは、田を耕す者より先んずるはなし、一を種えて万倍す。」に基...
多士済済(たしせいせい) (「詩経」大雅・文王の「済済たる多士、文王以て寧(やす)んず」から) すぐれた人材が多く集まっていること。...
可惜身命(かしゃくしんみょう、あたらしんみょう) (身命を惜しむべし)体や命をたいせつにすること。[対]不惜身命 不惜身命(ふし...
後生畏るべし(こうせい おそるべし) (「論語」子罕から) 後進の者は努力しだいでどれほどの力量を身につけるかわからないので、おそれ...
天網恢恢 疎にして漏らさず(てんもうかいかい そにして もらさず) (「老子」73章)「天網恢恢、疎にして失わず」から。 天の張る網...
小人閒居して不善をなす(しょうじん かんきょして ふぜんをなす) (「礼記」大学から)つまらない人間が暇でいると、ろくなことをしない。...
過ぎたるは猶及ばざるがごとし(すぎたるは なお およばざるがごとし) (「論語」先進から)何事でもやりすぎることはやり足りないことと同...
過ちて改めざる是を過ちという(あやまちて あらためざる これをあやまちという) (「論語」衛霊公から)過ちはだれでも犯すが、本当の過ち...
惻隠(そくいん) かわいそうに思うこと。同情すること。あわれむこと。 「惻隠の情を催す」 惻む(いたむ)
啓蒙(けいもう) (「啓」はひらく、「蒙」はくらいの意) 人々に正しい知識を与え、合理的な考え方をするように教え導くこと。 「大衆...
飯盒炊爨(はんごうすいさん) 野外で、飯盒で煮炊きすること。 ※「飯盒炊飯」という言い方もあり、誤用とは言えないが、これだと飯盒...
寝覚めが悪い(めざめがわるい) 眠りから覚めたときの気分がよくない。転じて、過去の行為を思い出し、良心に責めさいなまれる。 ※「...
頭陀袋(ずだぶくろ) 1 僧が修行の旅をするとき、経文や食器などを入れて首にかける袋。 2 仏式で死者を葬るとき、その首にかける袋。...
言葉を濁す(ことばをにごす) はっきり言わないで、あいまいに言う。口を濁す。 ※「口を濁す」は誤用だとの意見もあるが、断定はでき...