くれなゐの 大和錦も いろいろの 絲まじえてぞ 綾は織りける 2023/9/28 言葉 和歌 くれなゐの 大和錦も いろいろの 絲まじえてぞ 綾は織りける (くれなゐの やまとにしきも いろいろの いとまじえてぞ あやはおりける) 野村望東尼の詠んだ和歌。 (筆者意訳) 鮮やかな大和錦も色々の糸が用いられるから美しい模様が生まれるのです。 こちらの記事もどうぞたなつもの 百の木草も 天照す 日の大神の 恵えてこそ厚情必ずしも人情にあらず、薄情の道忘るるなかれ空蝉の唐織り衣なにかせん綾も錦も君ありてこそ衣のたてはほころびにけり年を経し糸のみだれの苦しさに形見とて何か残さむ春は花夏ほととぎす秋はもみぢ葉よきをとり あしきをすてて 外国に おとらぬ国と なすよしもがな少年よ大志を抱け鹿を逐う者は山を見ず