泰平の眠りを覚ます上喜撰たつた四杯で夜も眠れず 2019/10/12 2020/1/31 言葉 狂歌 泰平の 眠りを覚ます 上喜撰 たつた四杯で 夜も眠れず (たいへいの ねむりをさます じょうきせん たったしはいで よるもねむれず) 嘉永6年(1853年)、ペリーの黒船来航を詠んだ狂歌。 「上喜撰」は緑茶の銘柄で、「上喜撰の茶を四杯飲んだだけだが(カフェインの作用により)夜眠れなくなる」と黒船の「蒸気船」四隻の来航騒ぎで夜も眠れないというのを掛けている。 ちなみに、4隻来航したうち2隻が蒸気船で、2隻は帆船(はんせん)。