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スモン病

スモン病

(スモンはsubacute myelo-optico-neuropathy の頭文字をとったもの)
亜急性脊髄視神経症。特定疾患(難病)の一つ。症状は下痢、腹痛が三日~一週間続き、下痢が止まるころから足先にしびれを感じ、次第に上行して下半身まで麻痺が及び、歩行困難となり、時には失明することもある。昭和三〇年(一九五五)頃から各地に発生。キノホルム剤の多用による中毒であることが判明し、同四五年にキノホルム剤の発売中止により鎮静。

キノホルム

外傷の手当てに用いるほか、無害な整腸剤として大腸炎、赤痢などに多用されていたが、1965年から 69年にかけて岡山県井原市を中心に多発したスモンの原因にキノホルム剤中毒説が出され、70年9月厚生省が内服用としての販売、使用を禁止した。キノフォルム。

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