金翅鳥(こんじちょう)
suparṇa の訳語。美しい羽の鳥の意。または迦楼羅 garuḍa の訳語。
迦楼羅(かるら)
1(ガルラ、ガルーダとも)(garuḍa の音訳。「食吐悲苦声」と漢訳す)
仏語。仏教の経典中にみえる一種の大鳥。両翼をのばすと三三六万里あり、金色で、口から火を吐き龍を取って食うとする。金翅鳥(こんじちょう)。密教では、仏法を守護し、衆生を救うために梵天(ぼんてん)が化したという。迦楼荼(かるだ)。カルラ。
2 伎楽面の一つ。1に模したもの。鳥の形をして、口の先に玉をくわえている。