
浮世の月 見過しにけり 末二年
浮世の月 見過しにけり 末二年(うきよのつき みすごしにけり すえにねん) 井原西鶴の辞世の句。 前書 人間五十年の究り、それ...
浮世の月 見過しにけり 末二年(うきよのつき みすごしにけり すえにねん) 井原西鶴の辞世の句。 前書 人間五十年の究り、それ...
旅に病で夢は枯野をかけ廻る(たびにやんで ゆめはかれのをかけめぐる) 松尾芭蕉が亡くなる4日前の病中で詠んだ生前最後の句。辞世として詠...
あら楽し 思ひは晴るる 身は捨つる 浮世の月に かかる雲なし (あらたのし おもいははるる みはすつる うきよのつきに かかるくもなし) ...
おもしろき こともなき世を おもしろく すみなすものは 心なりけり 高杉晋作の詠んだ歌。下の句は、高杉の看病をしていた歌人の野村望東尼...
願はくは 花の下にて 春死なむ そのきさらぎの 望月の頃 (ねがわくは はなのしたにて はるしなん そのきさらぎの もちづきのころ) ...
つひに行く 道とはかねて 聞きしかど 昨日今日とは 思はざりしを (ついにゆく みちとはかねて ききしかど きのうきょうとは おもわざりし...
身はたとひ 武蔵の野辺に 朽ちぬとも 留め置かまし 大和魂 (みはたとい むさしののべに くちぬとも とどめおかまし やまとだましい) ...
風さそふ 花よりもなほ 我はまた 春の名残を いかにとかせん (かぜさそう はなよりもなお われはまた はるのなごりを いかにとかせん) ...
散りぬべき 時知りてこそ世の中の 花も花なれ 人も人なれ (ちりぬべき ときしりてこそ よのなかの はなもはななれ ひともひとなれ) ...