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浮世の月 見過しにけり 末二年

浮世の月 見過しにけり 末二年(うきよのつき みすごしにけり すえにねん)

井原西鶴の辞世の句。

前書
人間五十年の究り、それさへ我には余りたるに、ましてや。

人生は五十年というが、私は二年も余分に憂き世の月を見てしまった。

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