歯牙にも掛けない
歯牙にも掛けない(しがにもかけない) (歯や牙でかみつこうともしないの意から)取り上げる価値のないものとして、まったく問題にしない。相...
歯牙にも掛けない(しがにもかけない) (歯や牙でかみつこうともしないの意から)取り上げる価値のないものとして、まったく問題にしない。相...
逆捩を食わす(さかねじをくわす) (「逆捩」は、逆の方向にねじること)相手からの非難に対して逆にやり返す。
匙を投げる(さじをなげる) (調剤用の匙を投げ出す意から)医者がこれ以上治療の方法がないと診断する。転じて、見込みがないとあきらめて、...
御多分に洩れず(ごたぶんにもれず) (「御多分」は、多数の人の意見。行動などの意)他の大部分の人と同様に。例外ではなく。 ※「御...
糊口を凌ぐ(ここうをしのぐ) (「糊口」は、粥(かゆ)を口にする意)貧しく暮らす。やっと暮らしを立てて行く。 「内職をして糊口をしの...
後顧の憂い(こうこのうれい) 後に残る気づかい。後の心配。
言を左右にする(げんをさゆうにする) あれこれかこつけて、はっきりしたことを言わない。 [類]言葉を濁す。ごまかす。うやむやにす...
言質を取る(げんちをとる) あとで証拠となる約束のことばを言わせる。
謦咳に接する(けいがいにせっする) (「謦咳」は、せきばらいの意)尊敬する人に、直接話を聞く。直接、お目にかかる。面会すること、会うこ...
苦杯を嘗める(くはいをなめる) (「苦杯」は、苦い酒を入れた杯の意)にがい経験をする。苦杯を喫す。 ※「苦敗」ではない。
胸襟を開く(きょうきんをひらく) 隠し立てせず、心に思っていることを打ち明ける。 「胸襟を開いて話し合う」
間、髪を容れず(かん、はつをいれず) 間あいだに髪の毛一本さえも入れる余地がない。物事に少しのすきまもないさま。転じて、ある事態が起き...
鎌を掛ける(かまをかける) 自分が知りたいと思っていることを、相手が不用意にしゃべるように、たくみにさそいをかける。[類]誘導尋問。 ...
金の草鞋で尋ねる(かねのわらじでたずねる) (いくら歩いても擦り切れない鉄製のわらじを履いて探す意から) 辛抱強く探し回って歩く...
活を入れる(かつをいれる) (柔道などの術で、気絶した人の急所をついたりもんだりして息を吹き返させる意から) 活発でないもの、衰弱し...
語るに落ちる(かたるにおちる) (「問うに落ちず語るに落ちる」の略) 問いつめられると用心してなかなか白状しないことも、自分勝手にし...
風の便り(かぜのたより) どこから伝わって来たとも分らない噂。風聞。 ※「風の噂」ではない。風の便り=噂。
華燭の典(かしょくのてん) (「華燭」は、はなやかな灯火の意)結婚式の美称。 「華燭の典を挙げる」
快刀乱麻を断つ(かいとうらんまをたつ) (もつれた麻をよく切れる刀で断ち切る意から) もつれた物事、紛糾した物事を、みごとに処理する...
尾羽打ち枯らす(おはうちからす) (鷹の尾羽の傷ついたみすぼらしいさまから)おちぶれてみすぼらしい姿になる。零落する。 [類]落...