
多岐亡羊
多岐亡羊(たきぼうよう) (枝道が多すぎて逃げた羊を見失ってしまったという「列子」説符の故事から) 学問をする者が枝葉末節にとらわれ...
多岐亡羊(たきぼうよう) (枝道が多すぎて逃げた羊を見失ってしまったという「列子」説符の故事から) 学問をする者が枝葉末節にとらわれ...
玉石混淆(ぎょくせきこんこう) (「抱朴子」外篇・尚博から)価値のあるものとないものとが、入りまじっていること。
理非曲直(りひきょくちょく) 道理に合っていることと合っていないこと。不正なことと正しいこと。[類]是非曲直 「理非曲直を正す」
生殺与奪(せいさつよだつ) 生かしたり殺したり、与えたり奪ったりすること。他人をどのようにも思いのままにすること。「生殺与奪の権を握る...
直情径行(ちょくじょうけいこう) (「礼記」檀弓から) 自分の感情のままを言動に表すこと。また、そのさま。「直情径行な(の)性格」
捧腹絶倒・抱腹絶倒(ほうふぜっとう) 腹をかかえて、ひっくり返るほど大笑いをすること。
百代過客(ひゃくだいのかかく) 永遠に歩き続ける旅人。絶えることなくつづく時間・年月をいう。
邯鄲の夢(かんたんのゆめ) 人の世の栄枯盛衰のはかないことのたとえ。一炊(いっすい)の夢。邯鄲夢の枕。邯鄲の枕。盧生(ろせい)の夢。 ...
九仞の功を一簣に虧く(きゅうじんのこうを いっきにかく) (「書経」旅獒から)高い山を築くのに、最後のもっこ1杯の土が足りないために完...
闡明(せんめい) 明瞭でなかった道理や意義を明らかにすること。「教義を闡明する」 闡く(ひらく) 闡らか(あきらか)
汗馬の労(かんばのろう) (「史記」蕭相国世家から) 1 馬を走らせ、戦場で活躍した功績。戦功。 2 物事をうまくまとめるため駆け...
月下推敲(げっかすいこう) 詩や文章を作るとき、その語句や表現などを何度も練り直すこと。 『唐詩紀事』四〇 中国唐の時代、詩...
遠交近攻(えんこうきんこう) 遠い国と親交を結び、近い国を攻める外交政策。中国の戦国時代に、魏(ぎ)の范雎(はんしょ)が唱えたもの。
夜郎自大(やろうじだい) (「史記」西南夷伝にみえる話で、昔、夜郎が漢の強大さを知らずに自分の勢力を誇ったところから) 自分の力量を...
牛刀割鶏(ぎゅうとうかっけい) (論語 陽貨篇)(鶏をさばくのに牛を切る大きな包丁を用いる意から) 取るに足りない小さなことを処理す...
輾転反側・展転反側(てんてんはんそく) (詩経 周南、関雎) 悩みや心配のため眠れず、なんども寝返りを打つこと。「輾転反側して一夜を...
社稷(しゃしょく) 朝廷または国家。「社稷の危機」 社稷の臣(しゃしょくのしん) (「礼記」檀弓下から)国家の危急存亡のと...
胡蝶の夢(こちょうのゆめ) (荘子が夢の中で胡蝶になり、自分が胡蝶か、胡蝶が自分か区別がつかなくなったという「荘子」斉物論の故事に基づ...
泣斬馬謖(きゅうざんばしょく) (中国の三国時代、蜀の諸葛孔明は日ごろ重用していた臣下の馬謖が命に従わず魏に大敗したために、泣いて斬罪...
刎頸之交(ふんけいのこう、ふんけいのまじわり) 首を切られても悔いないほど、固い友情で結ばれた交際。心を許し合った非常に親密な交際。 ...