噴飯(ふんぱん)
(おかしくて、食べかけの飯をこらえきれずに噴き出す意から)
がまんできずに笑ってしまうこと。噴飯物。
噴飯物(ふんぱんもの)
食べかけの飯をこらえきれずに噴き出してしまうほどに、おかしくてたまらない出来事。もの笑いのたねになるような、みっともない事柄。[類]失笑。
「政治屋が政界浄化を語るなど噴飯物だ」
※近年、噴飯、噴飯物を「すごく腹立たしい」の意で用いる例が見られるが誤用。筆者は、「噴」をいきどおるの「憤」と間違えてとらえて上記の意の誤用が生じたのではないかと推測する。