アンチノミー
(哲学) 二つの相矛盾する命題である定立とその反定立が等しい合理的根拠をもって主張されること。二律背反。
論理的にも事実的にも同等の根拠をもって成り立ちながら、両立することのできない矛盾する二つの命題間の関係をいう。論理学の用語。たとえば「世界は時間的にも初めがあり、空間的にもかぎられたものである」「世界は時間的にも空間的にも無限である」というイマヌエル・カントにより立てられた二律背反は有名である。なお、今日ではパラドックスがこの意味に使われることもある。
アンチノミー
(哲学) 二つの相矛盾する命題である定立とその反定立が等しい合理的根拠をもって主張されること。二律背反。
論理的にも事実的にも同等の根拠をもって成り立ちながら、両立することのできない矛盾する二つの命題間の関係をいう。論理学の用語。たとえば「世界は時間的にも初めがあり、空間的にもかぎられたものである」「世界は時間的にも空間的にも無限である」というイマヌエル・カントにより立てられた二律背反は有名である。なお、今日ではパラドックスがこの意味に使われることもある。