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講座派

講座派(こうざは)

1925~35年頃、日本資本主義の性格規定をめぐって日本のマルクス経済学界を2分した「日本資本主義論争」において、日本資本主義の本質は軍事的半封建的性格にあると主張した人々。講座派の名称は当初この派の人々がおもに岩波書店刊行の『日本資本主義発達史講座』 (1932~33) に自己の学説を唱えたことから発した。
労農派と論争を展開した。

労農派(ろうのうは)

1927年に創刊された雑誌『労農』の同人またはそれを軸とするマルクス主義の一系譜で、講座派に対立した潮流をいう。明治維新は不徹底な面はあるがブルジョア革命であると規定し、当面する革命を社会主義革命とした。

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