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金欲し付合

金欲し付合(かねほしつけあい)

下(しも)の句を「それにつけても金の欲しさよ」に付け合うことで、どんな句も狂歌のていにしてしまう言葉遊び。江戸中期に流行した。

[例]
世の中は三日見ぬ間の桜かな それにつけても金の欲しさよ

降る雪や明治は遠くなりにけり それにつけても金の欲しさよ

根岸の里の侘び住まい(ねぎしのさとの わびずまい)

頭に適当に季語をつければ、それなりの俳句らしくなる文句、として言われる。

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