金欲し付合 2019/10/12 2020/10/3 言葉 狂歌 金欲し付合(かねほしつけあい) 下(しも)の句を「それにつけても金の欲しさよ」に付け合うことで、どんな句も狂歌の体ていにしてしまう言葉遊び。江戸中期に流行した。 [例] 世の中は三日見ぬ間の桜かな それにつけても金の欲しさよ 降る雪や明治は遠くなりにけり それにつけても金の欲しさよ 根岸の里の侘び住まい(ねぎしのさとの わびずまい) 頭に適当に季語をつければ、それなりの俳句らしくなる文句、として言われる。