心が折れる(こころがおれる)
心の支えを失い、意欲がなくなる。障害にぶつかってくじける。
「ずっとがんばってきたが、親友の裏切りで心が折れた」
[補説]近年になって「心折れる」から意味が転じたとみられる。2000年代半ばからスポーツ選手が多用し、一般に広がった。
(デジタル大辞泉)
※「デジタル大辞泉」では、「心折れる」からとしているが、筆者はプロレス雑誌などの「骨は折れても、心は折れない。」という表現や女子プロレスラーの神取忍が対戦相手を完膚なきまでに叩きのめすという意で使った「心を折る」という表現などに由来すると推測する。「心折れる」という表現は、あまり一般的なものではないので、これに由来するとは思えない。