人はパンのみにて生くるものにあらず
人は物質的に満足すればそれでよいというものではない。物質だけではなく、精神的に満たされることを求めて生きる存在である。
※「旧約聖書‐申命記第八章」にあるモーゼの言葉、およびそれを引用した「新約聖書‐マタイ伝第四章」にあるイエスの言葉に由来。日本では聖書の文脈とは関係なくも使う。
マタイによる福音書 第4章
さて、イエスは御霊によって荒野に導かれた。悪魔に試みられるためである。そして、四十日四十夜、断食をし、そののち空腹になられた。すると試みる者がきて言った、「もしあなたが神の子であるなら、これらの石がパンになるように命じてごらんなさい」。 イエスは答えて言われた、「『人はパンだけで生きるものではなく、神の口から出る一つ一つの言で生きるものである』と書いてある」。(略)
(出典:Wikisource)