比翼の鳥(ひよくのとり)
比翼之鳥。
1 雌雄それぞれが目と翼を一つずつもち、2羽が常に一体となって飛ぶという、中国の空想上の鳥。夫婦の仲のよいことにたとえられる。
2 極楽鳥(ごくらくちょう)の別名。
連理の枝(れんりのえだ)
連理之枝。
(白居易「長恨歌」から)連理となった枝。夫婦・男女の仲むつまじいことのたとえ。
「天にあらば比翼の鳥となり、地にあらばれんりのえだとならん」
連理(れんり)
1 1本の木の枝が他の木の枝と連なって木目が通じ合っていること。
2(「連理の契り」から)夫婦・男女の間の深い契りをたとえていう語。「比翼連理」