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五十集

五十集(いさば)

1 江戸時代、魚市場、魚商人のほか、漁場、漁船、水産加工業者にも共通して用いた語。江戸の中期以降は主として魚問屋、魚の仲買人をさすようになった。いそば。
2 「いさばぶね(五十集船)」の略。

五十集船・磯場船(いさばぶね)

江戸時代、水産物や薪炭などを主として運送する小廻船の一種。大きさは二、三十石積から、二、三百石積くらい。船形は地域により違いがあり、瀬戸内、九州では弁財(べざい)造りかそれを簡素にした形式が多い。いさば。

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