浮世の月 見過しにけり 末二年 2020/6/29 言葉 辞世 浮世の月 見過しにけり 末二年(うきよのつき みすごしにけり すえにねん) 井原西鶴の辞世の句。 前書 人間五十年の究り、それさへ我には余りたるに、ましてや。 人生は五十年というが、私は二年も余分に憂き世の月を見てしまった。