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帰らじと 思ひ定めし 旅なれば ひとしほぬるる 涙松かな

帰らじと 思ひ定めし 旅なれば ひとしほぬるる 涙松かな
(かえらじと おもいさだめし たびなれば ひとしおぬるる なみだまつかな)

安政5年(1858)の末に、罪人として護送される途上、故郷の萩を出立する折に吉田松陰が詠んだ歌(「涙松集」)。
当時、この歌を詠んだ松並木の場所が、萩城下が見える最後の場所であった。

故郷には帰るまいと心に決めた旅なので、この見納めの松並木(と故郷の町なみ)に一際ひときわ涙にぬれる。

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