ゲシュタルト(独)
(形態・姿などの意)
一つの図形やメロディーのように、個々の要素の総和以上のまとまった意味と構造をもち、変化・変換を通じて維持される形姿。
ゲシュタルト崩壊(ゲシュタルトほうかい)
全体を認識する能力が低下し、各部分に切り離された状態で認識されるようになる現象。
認知心理学で言う「文字のゲシュタルト崩壊」を差すことが多い。例えば、ある文字を注視しているとパーツごとにばらけて見え始め、ひとかたまりの文字として認識することが難しくなったり、よく知っているはずの文字の形に「こんな形だったけ」と疑問をもち始めたりするなど。