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トルデシリャス条約

トルデシリャス条約

1494年6月、スペインのトルデシリャスでスペインとポルトガル間に結ばれた海外領土の分割条約。海外での領土紛争を避けるため両国の勢力範囲を区分したもの。
大西洋上のベルデ岬諸島の西方370レグア(1レグアは約5.6km)を通る子午線(西経45°付近)を境に東側をポルトガル、西側をスペインの新領土取得範囲とした。これによりポルトガルはブラジルおよびそれ以東のアフリカ、アジアに、スペインはアメリカ大陸に進出。しかしその東半球における境界線は不確定だったため、後にモルッカ諸島の領有をめぐり両国間に紛争が起きた。そこで1529年サラゴサ条約を結び、モルッカ諸島の東方297.5レグアを通る子午線(東経144°30′付近)を境界線と定めた。

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