野に下る
野に下る(やにくだる) (「野」は、官途につかないこと) 官職に就いていたものが退いて民間生活にはいる。下野(げや)する。
野に下る(やにくだる) (「野」は、官途につかないこと) 官職に就いていたものが退いて民間生活にはいる。下野(げや)する。
檄を飛ばす(げきをとばす) 自分の主張や考えを広く人々に知らせ同意を求める。また、それによって人々に決起を促す。飛檄。 檄文(げ...
焼きが回る(やきがまわる) (刃物などを焼くのに、火加減が行きわたりすぎて、かえって切れ味がにぶることから) 頭のはたらきや腕前など...
元も子もない(もともこもない) (元金も利息もなくなるという意から) すべてのものを失って、これまでの努力も無にしてしまう。
メスを入れる 災いの根を除くために思い切った手段をとる。事態を徹底的に分析し批判する。 「業界の腐敗体質にメスを入れる」 ※科...
目くじらを立てる(めくじらをたてる) (「目くじら」は、目尻の意。目尻をつり上げる意から) 他人の欠点を探し出してとがめ立てをする。...
焼け木杭(焼け棒杭)に火が付く(やけぼっくいにひがつく) 一度焼けた杭(くい)は火がつきやすいところから、以前に関係のあった者どうしが...
支える・閊える・痞える(つかえる) (痞)胸・のどなどがふさがった感じになる。 「胸がつかえる」
虫唾が走る(むしずがはしる) (「虫唾」は、胸がむかむかしたとき、胃から口中に逆流してくるすっぱい液) 口中に虫唾が出て、吐き気を催...
窶す・俏す(やつす) 1 目立たないように形を変える。みすぼらしく装う。 「旅の僧に身を窶す」 2 やせるほど夢中になる。 「恋...
身を粉にする(みをこにする) 労苦をいとわずに、一心に努める。身を砕く。粉骨砕身する。 「身を粉にして働く」 ※「こなにする」...
身も蓋もない(みもふたもない) (「身」は、入れ物の意) 露骨すぎて、情味も含蓄もない。直接すぎて、話の続けようがない。
劈く(つんざく、さく) [音]ヘキ 「劈頭」(物事のいちばん初め。最初。冒頭。) 「耳をつんざく爆音」 擘く(つんざく)...
耳を揃える(みみをそろえる) (大判、小判の縁(へり)を揃える意から)金額を不足なく整える。
耳に障る(みみにさわる) 聞いて不愉快に思う。 耳障り(みみざわり) 聞いて不愉快またはうるさく感ずるさま。 「耳障りな音...
水を向ける(みずをむける) (巫女(みこ)が霊魂を呼ぶ口寄せをする時、水をさし向けるところから) 相手がある事を話しはじめるようにう...
水をあける(みずをあける) (水泳やボートレースなどで、一身長または一艇身以上の差をつける意から) 競争相手を目立ってひきはなす。
真綿に針を包む(まわたにはりをつつむ) 表面はやさしいが、内心に害意があって底意地が悪いさまのたとえ。害意や底意地の悪さを隠すことのた...
臍を噛む・臍を噬む(ほぞをかむ) (「ほぞ」は、へその意)後悔する。悔やむ。 「逆転負けを喫して臍をかむ」「あとで臍をかんでも遅い」...
臍を固める(ほぞをかためる) (「ほぞ」は、へその意) かたく決意する。覚悟する。