穴を捲る
穴を捲る(けつをまくる) (ならず者が着物の裾 (すそ) をまくって、その場に座り込むところから) 追い詰められて、逆におどすような...
穴を捲る(けつをまくる) (ならず者が着物の裾 (すそ) をまくって、その場に座り込むところから) 追い詰められて、逆におどすような...
序で(ついで) あることを行うときに、いっしょに他のことにも利用できる機会。 「序でがあったら届けてください」「序での折に立ち寄る」...
太った豚よりも痩せたソクラテスになれ (ふとったぶたよりも やせたそくらてすになれ) 1964年の東京大学の卒業式で、当時の東大総長...
紅絹(もみ) 緋紅色に染めた絹織物。平絹や羽二重、節絹(ふしぎぬ)などが多い。もとはウコン(鬱金)で下染めした上にベニバナで染めた。お...
古布(こふ) 衣服をほどいて布に戻したもの。再利用が可能な使用済みの布。
抄本(しょうほん) (「鈔本」とも書く) 1 必要な一部分を抜き書きした本。 2 もとの書類から一部分を抜き書きしたもの。[対]謄...
糞掃衣(ふんぞうえ) ごみの中に捨てられたぼろ切れの布でつくった衣。十二頭陀行の一つで、初期仏教の修行僧は執着を離れるためにこれを身に...
浮世の月 見過しにけり 末二年(うきよのつき みすごしにけり すえにねん) 井原西鶴の辞世の句。 前書 人間五十年の究り、それ...
一犬虚に吠ゆれば万犬実を伝う(いっけんきょに ほゆれば ばんけんじつをつたう) 一人がいいかげんなことを言うと、世間の多くの人はそれを...
フレームアップ(frame-up) 事件を捏造(ねつぞう)したり、人に無実の罪を着せたりすること。政治的反対者を孤立させ、弾圧・攻撃す...
衆目(しゅうもく) 多くの人の見る目。多くの人の観察。十目(じゅうもく)。万目(ばんもく、まんもく)。 「彼が人格者であることは衆目...
些細・瑣細(ささい) あまり重要ではないさま。取るに足らないさま。[類]些末・瑣末(さまつ) 「些細なことを気にする」
総髪・惣髪(そうはつ) 男子の髪形の一。月代 (さかやき) を剃らず、髪を全体に伸ばし、頭頂や頭の後ろで束ねたもの。束ねずに後ろへなで...
瓢箪から駒が出る (「駒」は「馬」のこと) 1 意外な所から意外の物が出ることのたとえ。冗談半分のことが事実となってしまう場合な...
夜伽(よとぎ) 1 主君のため、病人のためなどに、夜寝ないで付き添うこと。また、その人。 2 女が男の意に従って夜の共寝をすること。...
勿怪の幸い・物怪の幸い(もっけのさいわい) 思いがけない幸い。[類]棚から牡丹餅ぼたもち。
星菫派(せいきんは) 1 天の星や地の菫(すみれ)に託して恋愛をうたった浪漫派詩人の一派。明治30年代の与謝野鉄幹・晶子を中心にした明...
海千山千(うみせんやません) (海に千年、山に千年すんだ蛇(じゃ)は竜(りゅう)になるという言い伝えから) 世間の経験を多く積み、物...
アンチノミー (哲学) 二つの相矛盾する命題である定立とその反定立が等しい合理的根拠をもって主張されること。二律背反。 論理的に...
旅に病で夢は枯野をかけ廻る(たびにやんで ゆめはかれのをかけめぐる) 松尾芭蕉が亡くなる4日前の病中で詠んだ生前最後の句。辞世として詠...