天つ風雲の通ひ路吹きとぢよ乙女の姿しばしととどめむ 2020/9/19 言葉 和歌 天つ風 雲の通ひ路 吹きとぢよ 乙女の姿 しばしととどめむ (あまつかぜ くものかよいじ ふきとじよ おとめのすがた しばしとどめん) 古今和歌集、巻7・雑上・872。僧正遍昭(遍照)。 天を吹く風よ、天女たちが往来する雲の中の通り道を吹き閉ざしてくれ。乙女たちの姿を、もうしばらく留めておきたいのだ。 こちらの記事もどうぞ深草少将