2020年3月11日
東日本大震災の発生から11日で9年です。これまでに確認された死者と行方不明者は1万8428人となっています。また避難生活などで亡くなった「震災関連死」は3700人以上で、「関連死」を含めた死者と行方不明者は、2万2000人を超えています。
警察庁によりますと、亡くなった人は
▽宮城県で9543人、
▽岩手県で4675人、
▽福島県で1614人、
▽茨城県で24人、
▽千葉県で21人、
▽東京都で7人、
▽神奈川県と栃木県でそれぞれ4人、
▽青森県で3人、
▽山形県で2人、
▽北海道と群馬県でそれぞれ1人で
合わせて1万5899人となっています。
死亡した人の99%は、身元が確認されましたが、依然として57人の身元が分かっていません。
また行方不明者は、
▽宮城県で1217人
▽岩手県で1112人
▽福島県で196人
▽千葉県で2人
▽青森県と茨城県でそれぞれ1人で
合わせて2529人となっています。
一方、復興庁によりますと、避難生活による体調の悪化などで亡くなった、いわゆる「震災関連死」は、去年9月末の時点で
▽福島県で2286人、
▽宮城県で928人、
▽岩手県で469人、
▽茨城県で42人、
▽千葉県4人、
▽神奈川県と長野県でそれぞれ3人、
▽山形県で2人、
▽東京都と埼玉県でそれぞれ1人の
少なくとも合わせて3739人となっています。
福島県と茨城県では「震災関連死」で亡くなった人が、津波など震災の直接の影響で死亡した人の数を上回っています。
これで東日本大震災による死者と行方不明者は「震災関連死」を含めて、少なくとも合わせて2万2167人に上ります。
出典:NHK NEWS WEB