東日本大震災(ひがしにほん だいしんさい)
2011年3月11日14時46分頃、三陸沖を震源とするマグニチュード9.0の巨大地震が発生した。
この地震により東北地方の宮城県栗原市で震度7、宮城県、福島県、茨城県、栃木県で震度6強など広い範囲で強い揺れを観測。また、太平洋沿岸を中心に高い津波を観測し、特に東北地方から関東地方の太平洋沿岸では大きな被害を受けた。
マグニチュード9.0という規模は、1923年に発生した関東大震災の7.9を上回り、国内では観測史上最大。国際的にみても、1900年以降に起きた巨大地震では、1960年のチリ地震(M9.5)、1964年の米国アラスカで起きた地震(M9.2)、2004年のスマトラ沖地震(M9.1)に続く、4位の規模となった。
警察庁によると、3月30日午後6時現在、死者1万1258人、届け出のあった行方不明者は1万6344人、重軽傷者は、18都道府県で計2777人に及んでいる。被害も、1995年の阪神淡路大震災を超えて史上最悪となってしまった。
気象庁はこの地震を「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」と命名。その後、この地震がもたらした災害全体の呼称を「東日本大震災」とすることが閣議決定された。
出典:nippon.com
警察庁によると死者15,899人(宮城県9,543人、岩手県4,675人、福島県1,614人、茨城県24人、千葉県21人、東京都7人、栃木県4人、神奈川県4人、青森県3人、山形県2人、群馬県1人、北海道1人)。
行方不明者2,529人(宮城県で1,217人、岩手県1,112人、福島県196人、千葉県2人、青森県1人、茨城県1人)。