東風吹かば にほひおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春を忘るな 2020/1/4 言葉 和歌 東風吹かば にほひおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春を忘るな (こちふかば においおこせよ うめのはな あるじなしとて はるをわするな) (東風吹かば 匂い起こせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ) 菅原道真が藤原時平一派の策略にはめられ九州・太宰府へと左遷されることになったとき詠んだ歌。自宅の梅の花に向けて詠んでいる。 (大意) 春になって東風が吹いたら、その香りを太宰府の私のもとまで送っておくれ、梅の花よ。 (花を愛でる)主人がいないからといって、春を忘れず咲くのだよ。