芝蘭(しらん)
1 霊芝(れいし)と藤袴(ふじばかま)。転じて、香りがよい草。
2 性質・才能・人徳のすぐれた人のたとえ。「芝蘭の友」
芝蘭の化(しらんのか)
(『孔子家語』六本から)
よい友人とつきあうことによって自然に受けるよい感化。芝蘭之化。
芝蘭の室に入るが如し(しらんのしつにいるがごとし)
芝蘭の香気がただよっている室にはいっていると、そのよいかおりをとりわけ強く感じなくなるように、徳の高い人とつきあっていると自然によい感化を受けるというたとえ。芝蘭の室に入る如し。