願はくは 花の下にて 春死なむ そのきさらぎの 望月の頃 2019/10/20 2019/12/14 言葉 和歌, 辞世 願はくは 花の下にて 春死なむ そのきさらぎの 望月の頃 (ねがわくは はなのしたにて はるしなん そのきさらぎの もちづきのころ) 西行が晩年に詠んだ歌。 できることなら、桜の花が咲く春に死にたい。それも(釈迦が入滅したとされている)陰暦の二月十五日の満月の頃に。