つひに行く 道とはかねて 聞きしかど 昨日今日とは 思はざりしを 2019/10/20 2020/11/19 言葉 和歌, 辞世 つひに行く 道とはかねて 聞きしかど 昨日今日とは 思はざりしを (ついにゆく みちとはかねて ききしかど きのうきょうとは おもわざりしを) 在原業平が病気をえて詠んだ歌。(『伊勢物語』第125段) だれでも最後に行く道だとは、かねがね聞いていたけれど、(自分の)それがまさか昨日や今日のさし迫ったことだとは思わなかったよ。