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高き屋に登りて見れば煙立つ民のかまどはにぎはひにけり

高き屋に 登りて見れば 煙立つ 民のかまどは にぎはひにけり
(たかきやに のぼりてみれば けぶりたつ たみのかまどは にぎわいにけり)

仁徳天皇が詠んだという和歌(御製)。
民の家々から炊事の煙が立たないことに気がついた仁徳天皇は、人々の生活の苦しみを察知し税を免除した。その結果、また炊事の煙が立つようになったことを喜んで詠ったもの。

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