高き屋に登りて見れば煙立つ民のかまどはにぎはひにけり 2022/8/4 言葉 和歌 高き屋に 登りて見れば 煙立つ 民のかまどは にぎはひにけり (たかきやに のぼりてみれば けぶりたつ たみのかまどは にぎわいにけり) 仁徳天皇が詠んだという和歌(御製)。 民の家々から炊事の煙が立たないことに気がついた仁徳天皇は、人々の生活の苦しみを察知し税を免除した。その結果、また炊事の煙が立つようになったことを喜んで詠ったもの。