因陀羅網(いんだらもう)
因陀羅(帝釈天)が住む宮殿を飾っている網。
その無数の結び目の一つ一つに宝珠があり、それらは互いに映じ合って、映じた宝珠が更にまた互いに映じ合うとされるところから、世間の全存在は各々関係しながら、しかも互いに障害となることなく存在していることにたとえる。ことに、華厳宗では諸法の重々無尽であることを、また、真言宗では諸法の円融無碍(えんゆうむげ)であることを、これで説明する。帝網。因陀羅珠網(いんだらじゅもう)。
因陀羅網(いんだらもう)
因陀羅(帝釈天)が住む宮殿を飾っている網。
その無数の結び目の一つ一つに宝珠があり、それらは互いに映じ合って、映じた宝珠が更にまた互いに映じ合うとされるところから、世間の全存在は各々関係しながら、しかも互いに障害となることなく存在していることにたとえる。ことに、華厳宗では諸法の重々無尽であることを、また、真言宗では諸法の円融無碍(えんゆうむげ)であることを、これで説明する。帝網。因陀羅珠網(いんだらじゅもう)。