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『思想の科学』事件

『思想の科学』事件(しそうのかがくじけん)

嶋中事件の後、中央公論社自らも「社業を通して言論の自由確立のために献身する」と誓った。しかし1961年12月、同社で発行していた『思想の科学』の天皇制特集号を編集主体(思想の科学研究会)に無断で一方的に廃棄するなど、思想的にも過剰な後退がみられた。これに対して研究会の主要メンバー(左翼系論壇人)が抗議して、中央公論社への執筆を拒否した事件。
著名な学者や評論家など約50人が以後10年にわたって同社への寄稿を原則的に拒否するという抗議行動も行われた。

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