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象牙の塔

象牙の塔(ぞうげのとう)

芸術至上主義の人々が俗世間を離れて楽しむ静寂・孤高の境地。また、現実から逃避するような学者の生活や、大学の研究室などの閉鎖社会。
旧約聖書の雅歌七章四節に女性の美しさをたたえ「あなたの頸(くび)は象牙の塔のようである」とある。これをフランスの批評家サント=ブーブが詩人ビニーの態度を転位して評した。日本では、大正九年(一九二〇)刊厨川白村の評論集「象牙の塔を出て」によって一般に広まった。
「象牙の塔にこもる」

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