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莫臥児・莫臥爾

莫臥児・莫臥爾(ムガール、ムガル)

「莫臥児帝国」

莫臥児・莫臥爾(モール)

(mogol インドの旧王朝名から)
1 (インドのモゴル(ムガル)帝国時代の特産という) 絹の紋織物の一種。繻子(しゅす)地に絵緯(えぬき)で模様を織り出し、これをからみ経(たていと)で押えたもの。もとは名物裂系の舶来のもので茶人などに愛好されたが、後これに似せたものが作られた。女帯地などに用いる。緯(よこいと)に金糸または銀糸を用いたものは特に金モール・銀モールと呼ばれた。モール織。
2 金・銀のメッキを施した金属の細線をらせん状に巻いてつくった飾り糸。肩章や刺繍などに用いる。モール糸。
3 糸に色のついた薄片を撚り合わせてけばを立てたもの。商店の装飾やクリスマスの飾りなどに用いる。
4 針金と色のついた繊維を撚り合わせて切り、ビロード状のけばを立てたもの。手芸・工作などに用いる。

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