入籍(にゅうせき)
ある人が戸籍に入ること。
たとえば、出生による子の入籍、養子縁組による養子の入籍、認知や父母の離婚などに伴う子の氏の変更による入籍など。
なお、現行法上では戸籍は原則として夫婦単位に作成され、婚姻の際には新戸籍がつくられる。なので、婚姻は入籍ではない。
(婚姻による入籍は、すでに戸籍筆頭者である者との婚姻による入籍 (戸籍法 16) のときに例外的に生じるだけである。たとえば、男性が再婚で、男性の苗字を名乗る場合は、女性は初婚・再婚にかかわらず男性の戸籍に入ることになるので「入籍」になる。しかし、これをわざわざそう言う必要はないだろう。「婚姻」「結婚」と言えばよい)
※上記のように「結婚」した意に用いるのは誤用。かなり多く見られる。