異分析(いぶんせき)
ある語を本来の語源・語構成とは異なって(勝手な思い込み、印象で)分析・解釈すること。
例:
気球は、もともとは軽い気体である「軽気」が入った球であるから「軽気球」と呼ばれていたのだが、「軽」+「気球」と異分析され、「軽」が除かれ「気球」と言うようになった。
ハンバーガーは、ドイツの都市ハンブルク(Hamburg)に er がついたものといわれているが、Ham + burger と異分析され、「中に挟むもの+バーガー」と解釈され、チーズ・バーガーやチキン・バーガーのように言うようになった。