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強訴・嗷訴

強訴・嗷訴(ごうそ)

1 寺社の僧徒・神人が、朝廷・幕府に対し、仏力神威を楯にして、集団で示威行為による訴えや要求をすること。平安中期に始まり末期には盛んに行なわれた。特に興福寺の僧が春日神社の神木をかざし、延暦寺の僧が日吉神社の神輿をかついでするのが有名。
2 百姓が徒党を組んで、領主、代官などに対し、強引に訴えごとをすること。江戸時代では、徒党、逃散とともに厳禁されていた。百姓一揆。

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