ブラッドリー効果(Bradley effect)
世論調査で黒人候補の支持率が白人候補を上回っていても、選挙本番で差が縮まるか逆転する現象をいう語。人種差別と見なされるのを避け、白人有権者が調査で本音を言わないため起こると解釈されている。
(1982年のカリフォルニア州知事選挙において事前の世論調査では、黒人のT.ブラッドリーが圧倒的有利だったが、実際の選挙では、対抗の白人候補者のG.デュークメジアンが勝利したことに由来。1989年のバージニア州知事選でも似た現象が起こったため(黒人候補者だったグラス・ワイルダーから)ワイルダー効果とも言う)