綺羅(きら)
(「綺」は綾織りの絹布、「羅」は薄い絹布の意)
1 綾絹(あやぎぬ)と薄衣(うすぎぬ)。うつくしい衣服。きらびやかなよそおい。羅綺。
「綺羅をまとう」
2 外見が華やかなこと。また、うわべを装い飾ること。「綺羅を張る」「綺羅を競う」
綺羅、星の如し(きら ほしのごとし)
地位の高い人や立派な人などが多数並ぶようすをいう。
※「綺羅星(きらぼし)」ではない。また、「綺羅、星のごとく現れた逸材」のように単数にいうのは誤用。
綺羅星・煌星(きらぼし)
(「綺羅、星の如し」から誤ってできた語)
きらきらと光り輝く無数の星。地位の高い人や明るいものが多く並ぶようすのたとえ。
「綺羅星のごとく並ぶ各国の元首」