他山の石
他山の石(たざんのいし) (『詩経』から) よその山から出た、つまらない石。転じて、自分の修養の助けとなる他人の誤った言行。 「他...
他山の石(たざんのいし) (『詩経』から) よその山から出た、つまらない石。転じて、自分の修養の助けとなる他人の誤った言行。 「他...
杓子定規(しゃくしじょうぎ) (古くは杓子の柄は曲がっており、定規として使えないのに、それを定規として使う意から) すべてのことを一...
君子豹変(くんしひょうへん) 君子は豹変す。 (「易経」革卦から) 君子はあやまちを改めて善に移るのがきわめてはっきりしている...
唯唯諾諾(いいだくだく) (韓非子 八姦) 何事にもはいはいと従うさま。他人の言いなりになるさま。 「唯々諾々として命令に従う」
小心翼翼(しょうしんよくよく) (「詩経」大雅・大明から) 気が小さく、いつもびくびくしているさま。「小心翼々として相手の顔色をう...
是是非非(ぜぜひひ) (「荀子」修身の「是を是とし非を非とする、これを知といい、是を非とし非を是とする、これを愚という」から) よい...
阿諛便佞(あゆべんねい) 口先巧みにへつらい、相手に気に入られるように、ずるがしこく立ち回る振舞うこと。 阿諛 相手の気に入る...
和気藹藹・和気靄靄(わきあいあい) うちとけた気分が満ちているさま。 「和気藹々とした雰囲気」 藹やか(おだやか) 和気靄...
分立(ぶんりつ) 1 分けて設立すること。「新会社を分立させる」 2 分かれて別々に存在すること。また、存在させること。ぶんりゅう。...
懸想(けそう) (「けんそう」の撥音の無表記) 思いをかけること。恋い慕うこと。けしょう。 「ひそかに懸想している」
蓮っ葉(はすっぱ) 言動が浮薄なこと。特に、女性の態度やおこないに品がないこと。また、そのさま。そのような女性をもいう。 はすは。 ...
捨象(しゃしょう) 事物または表象からある要素・側面・性質を抽象するとき、他の要素・側面・性質を度外視すること。 「例えば物理学...
表象(ひょうしょう) 1 象徴。シンボル。また、象徴的に表すこと。「解放された精神を表象する造形」 2 哲学・心理学で、直観的に心に...
定量的(ていりょうてき) 1 数量に関するさま。ある物質にその成分がどれだけ含まれるかを表す場合などに用いる。[対]定性的。 「定量...
昇華(しょうか) 1 固体が、液体を経ないで直接気体になること。また、気体が直接固体になること。樟脳(しょうのう)・ナフタリン・ドライ...
偕老同穴(かいろうどうけつ) 「詩経」邶風・撃鼓の「偕老」と「詩経」王風・大車の「同穴」を続けていったもの。生きてはともに老い、死んで...
付和雷同(ふわらいどう) 一定の主義・主張がなく、安易に他の説に賛成すること。 「多数派に付和雷同する」
無理無体(むりむたい) 相手の意志を無視して、強制すること。また、そのさま。 「無理無体な要求」「いやがる子を無理無体に連れ出す」
右顧左眄(うこさべん) (右を見たり左を見たりする意から) 周囲の状況ばかり気にして、自分の態度をなかなか決断しないこと。人の意見ば...
逆鱗に触れる(げきりんにふれる) (竜のあごの下にある逆さに生えたうろこに人が触れると、竜が怒ってその人を殺すという「韓非子」説難の故...